ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく野山を駆け巡りつつ、時には泳ぎ、時にはロードレーサーにまたがり、そして写真を撮りまくるなんじゃかんじゃの鍼灸師。昨日より今日、明日より今日。今を大切に走り回っています。

異人種


leaf

昨夜、治療にやって来た高校1年生。一目でそれとわかる丸刈りの野球部員。
いかつい体と顔だけど、初めての場所で緊張感がたっぷりと伝わってくる。シャキーンと横たわって身じろぎもしない。
しかし、攻撃的MFを宣言したハリ天は、あの手この手で攻める、攻める。痛めた時の状況や現在の症状を口数少ない彼から根掘り葉掘り聞き出す。攻撃的MF、本領発揮か。次々に色んな方向からの攻めに、緊張は次第に解け、笑顔も混じるようになる。ふと心も緩む瞬間だ。
すっかり打ち解けた様子だったけど、帰る時にはやっぱり野球部ははずさない。直立不動、しっかりと目を見開き、この後のアドバイスにハイ、ハイと大きな返事で応えてくれる。他にはない、硬式野球部員の子に共通する躾が行き届いた礼儀正しさ、律儀さ、そして堅さ。
大きな「ハイ」に圧倒されそうだったけどまだ高校1年生、そうか高校1年かぁ。我が家の弾と同級生じゃないか。同い年じゃないか。えぇ!!アンビリーバブルな情景だ。あらためて目の前の野球少年を見つめつつ、我が息子を思い浮かべたら同じ高校生とは思えない。同じ人間とは信じがたい。明らかに異人種だ。ソウニチガイナイ。そう思うことにした。

遅い夕食時、そんな話をしていたら、あははは~と笑うばかりの癒し系(とどこでも言われる)長男の弾も、これまた異人種だ。ソウニチガイナイ。そう見えてきた。

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